名古屋市名東区 整形外科|リウマチ科|リハビリテーション科

田中整形外科クリニック

集束型体外衝撃波による治療

切らずに治す、慢性痛の新しい選択肢。

体外衝撃波療法(ESWT)は、音波の力で患部に刺激を与え、血流改善・組織修復・痛みの軽減を促します。
欧州で確立され、足底腱膜炎・テニス肘・シンスプリントなどの長引く痛みに有効です。

集束型体外衝撃波による治療

「注射や手術に頼らず治したい」あなたへ。

当院は日本国内でも数少ない体外衝撃波(ESWT)対応クリニックとして、専門的に診療しています。

症状別ナビゲーション

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肩腱板炎
(五十肩・腱板損傷)

どんなときに気づく?

  • 腕を上げたり後ろに回すと肩が痛む
  • 夜間や明け方に痛みが強まることも

原因と病態

  • 肩のインナーマッスル(腱板)が加齢や使いすぎで炎症や損傷
  • 石灰沈着や腱断裂を伴うこともある

体外衝撃波治療の効果

  • 石灰沈着の崩壊、腱板周囲の血流改善
  • 保存的治療として手術回避にも期待

治療の流れ

  • ① 運動制限と鎮痛薬などの保存療法
  • ② 改善しない慢性期に体外衝撃波治療を選択
  • ③ 複数回照射で効果を実感

石灰沈着性腱板炎

どんなときに気づく?

  • 突然、強い肩の痛みで腕が動かせなくなる
  • 夜間痛が強く、睡眠を妨げることも

原因と病態

  • 肩の腱板にカルシウム(リン酸カルシウム)が沈着
  • 沈着物が破裂・吸収される際に炎症と激痛が生じる

体外衝撃波治療の効果

  • 石灰を破砕・分散させることで吸収を促進
  • 疼痛の軽減と可動域の改善が期待される

治療の流れ

  • ① 安静・消炎鎮痛薬・関節注射などの保存療法
  • ② 改善しない場合に体外衝撃波治療を選択
  • ③ 通常3~5回の照射を実施

上腕骨外側上顆炎
(テニス肘・ゴルフ肘)

どんなときに気づく?

  • 物を持つ、ドアノブを回すと肘の外側が痛む
  • タオルを絞る、腕を伸ばすときに痛む

原因と病態

  • 前腕の伸筋群(特に短橈側手根伸筋)の使いすぎ
  • 筋腱の微細な損傷→慢性炎症へ

体外衝撃波治療の効果

  • 微細な組織修復を促進、炎症軽減
  • 保存療法で改善しない痛みに効果的

治療の流れ

  • ① 安静・サポーター・ストレッチ
  • ② 改善しない慢性期に体外衝撃波治療を選択
  • ③ 1回10分、保険適用外

骨折遅延治癒偽関節

どんなときに気づく?

  • 骨折から数か月経っても痛みが残る
  • レントゲンで骨が完全につながっていない

原因と病態

  • 血流不足、感染、固定不足などで骨癒合が妨げられる
  • 3〜6か月で癒合が不十分な場合は遷延癒合、6か月以上経過し癒合しない場合は偽関節と診断される

体外衝撃波治療の効果

  • 骨形成を促進する成長因子を誘導
  • 局所の血流改善により骨癒合を促す
  • 手術を回避する選択肢として注目されている

治療の流れ

  • ① 装具固定や荷重制限などの保存療法
  • ② 骨癒合が進まない場合に体外衝撃波治療を実施
  • ③ 通常3〜6回の照射で改善効果が期待

膝蓋腱炎
(ジャンパー膝)

どんなときに気づく?

  • 階段の昇り降りやジャンプ時に膝前面が痛む
  • 膝を曲げる・伸ばすときに不快感

原因と病態

  • 繰り返しの膝の伸展運動で膝蓋腱が炎症
  • バレーボールやバスケット選手などに多い

体外衝撃波治療の効果

  • 腱の血流と修復過程を促進
  • 運動を続けながら治療可能な選択肢

治療の流れ

  • ① アイシング・ストレッチ・運動制限
  • ② 慢性疼痛に対して体外衝撃波治療併用

シンスプリント
(脛骨過労性骨膜炎)

どんなときに気づく?

  • すねの内側に鈍い痛み
  • ランニングや長時間の歩行で痛みが増す

原因と病態

  • 脛骨内側に繰り返し負荷がかかる
  • 骨膜の炎症や微小損傷が進行

体外衝撃波治療の効果

  • 骨膜の循環改善、疼痛緩和
  • 再発予防にも効果が期待される

治療の流れ

  • ① トレーニング量の調整・アイシング
  • ② 慢性化した痛みに体外衝撃波治療を導入
  • ③ 複数回で改善を図る

疲労骨折
(下腿・中足骨など)

どんなときに気づく?

  • 運動後にじわじわした痛みが続く
  • 押すと局所的な圧痛、腫れがある

原因と病態

  • 長距離走・ジャンプ・過度な使用で骨に微細な亀裂が生じる
  • 回復を待たずに再使用すると悪化

体外衝撃波治療の効果

  • 骨形成細胞の活性化と微小血流促進
  • 骨癒合を助け、復帰期間の短縮に貢献

治療の流れ

  • ① 活動量制限と安静
  • ② 骨癒合が遅れる場合に体外衝撃波治療適応
  • ③ 週1回ペースで複数回実施

アキレス腱炎

どんなときに気づく?

  • 歩き始めや走った後にアキレス腱が痛む
  • ふくらはぎからかかとにかけての張り

原因と病態

  • アキレス腱に対する過負荷、摩擦
  • 微小断裂による慢性炎症、腱変性

体外衝撃波治療の効果

  • 炎症軽減と組織修復促進
  • スポーツ活動との両立に適した治療法

治療の流れ

  • ① 安静・装具・理学療法
  • ② 慢性期に体外衝撃波治療適応
  • ③ 週1回程度、数回実施

足底腱膜炎(足の裏が痛い)

どんなときに気づく?

  • 朝、最初の一歩で「ズキッ」と痛む
  • 長時間の立ち仕事や歩いた後にかかとが痛い
  • 座っていてから立ち上がると痛む

原因と病態

  • 足底腱膜が骨に引っ張られ続けて炎症が起こる
  • 慢性的な炎症や微小断裂が原因
  • 中高年や偏平足の人に多い

体外衝撃波治療の効果

  • 血流を促進し、腱膜の修復を助ける
  • 慢性疼痛を軽減、手術回避の選択肢に
  • 週1回ペースで計3〜5回の照射で有意な痛み軽減が報告

治療の流れ

  • ① 保存療法(ストレッチ・インソール)
  • ② 改善しない場合はESWTを検討
  • ③ 1回10分、難治性足底筋膜炎の場合は保険適応

疲労骨折
(下腿・中足骨など)

どんなときに気づく?

  • 運動後にじわじわした痛みが続く
  • 押すと局所的な圧痛、腫れがある

原因と病態

  • 長距離走・ジャンプ・過度な使用で骨に微細な亀裂が生じる
  • 回復を待たずに再使用すると悪化

体外衝撃波治療の効果

  • 骨形成細胞の活性化と微小血流促進
  • 骨癒合を助け、復帰期間の短縮に貢献

治療の流れ

  • ① 活動量制限と安静
  • ② 骨癒合が遅れる場合に体外衝撃波治療適応
  • ③ 週1回ペースで複数回実施

骨折遅延治癒偽関節

どんなときに気づく?

  • 骨折から数か月経っても痛みが残る
  • レントゲンで骨が完全につながっていない

原因と病態

  • 血流不足、感染、固定不足などで骨癒合が妨げられる
  • 3〜6か月で癒合が不十分な場合は遷延癒合、6か月以上経過し癒合しない場合は偽関節と診断される

体外衝撃波治療の効果

  • 骨形成を促進する成長因子を誘導
  • 局所の血流改善により骨癒合を促す
  • 手術を回避する選択肢として注目されている

治療の流れ

  • ① 装具固定や荷重制限などの保存療法
  • ② 骨癒合が進まない場合に体外衝撃波治療を実施
  • ③ 通常3〜6回の照射で改善効果が期待

対応可能な主な症状

以下のような慢性的な痛みに対し、ESWTは高い効果が期待されます。

治療の流れ

① 初診・診断 → ② 適応判断 → ③ 週1回の施術(3〜5回が目安) → ④ 経過観察

費用について

足底腱膜炎保険適用(※一定条件あり)
それ以外の症状自由診療
1回の照射8,500円(税込)

※6ヶ月以上加療によっても改善されない難治性足底筋膜炎

このような方におすすめ

よくあるご質問

治療は痛いですか?
施術中に響くような痛みを感じる場合がありますが、麻酔は必要ありません。
副作用はありますか?
ごくまれに施術部位に赤みや腫れが出ることがありますが、多くは数日で治まります。

ご予約・お問い合わせ

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午後 16:00〜19:00
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